もう農業は都会ででも行うことができる時代なんです

トンネルを使った植物栽培1

私たちが日々購入している美味しい野菜たちは、それぞれの野菜に適した地域で栽培され私たちの元へ届けられています。

イギリスはロンドンにある商業ベンチャー、Zero Carbon Food社は大都市の地下トンネルを利用して、その場で野菜を育て販売するという農業を始めました。

トンネルを使った植物栽培2

彼らはロンドンの地下トンネルでLED照明と水耕栽培システムを利用し、葉物野菜やハーブ、マイクロ野菜を製造するとのこと。

こうすることで、ロンドンの雇用を促進し、二酸化炭素の排出量削減に貢献し、消費期限の増加によって食品廃棄量を減らすことができると言います。

また、生産者と消費者のフードマイレージ(食品の輸送距離)を減らし、一年中同じ野菜を供給でき、一般的な青空での農業方法に比べ70%以下の水の使用量で生産できるようです。さらに農薬も使用しなくて良いとのこと。

現在は投資家や雇用を募集し、さらなる成長を目指しています。

日本でも地産地消という言葉がありますが、これなら大都会でも地産地消が実現しそうですね。

[Zero Carbon Food Ltd]