by Jean Gazis
最近暖かくなってきましたね。
薪ストーブで暖をとられていた方、次回の冬に向けての薪の準備はできていますでしょうか。
「自分で薪を割れ。二重に温まる。」
これは、自動車のフォード社を創設したヘンリー・フォードの名言です。
この名言の通り、朝晩が冷える今の時期だからこそ夏までに薪の準備をしておきたいもの。
そこで、薪を切る際に便利な木挽台(こびきだい)のDIYをご紹介します。
必要な材料は、
- 長さ×幅×厚み(約120cm×10cm×5cm)の板を10枚
- ボルト、ナット、ワッシャーを3ペア分
- 屋外用のネジを16本
たったこれだけ。
廃材の木製パレットでも2枚を重ねるなど厚みさえ丈夫にできれば代用できそうです。
必要な工具としてはボルトに合ったレンチとドライバ、カットソーです。
2枚の板を「X」のカタチになるよう穴を空け、ボルト、ナット、ワッシャーを使って3ペア分組み立てます。
そのままでは足の部分が地面と平行にならないので、組み立てる前に地面との角度に合わせてカットしなければいけません。
そこで必要になるのがカットソーです。
もしご自宅にカットソーがない場合、ホームセンターによっては購入した木材をカットできるサービスがありますので、それを利用する方法もあります。
3ペアの「X」を繋ぐように片面2枚の板をネジを使って固定します。
これで完成。
この木挽台の上に丸太などを載せて切断すれば、地面の汚れが付きにくく、チェーンソーなどの工具が地面と接触して故障したり刃が欠けたりといった心配も減ります。
また、V字の上で木材が固定されるので安定してカットできたり、高さがあるので腰への負担も少なくなるなど、多くの利点があります。
この木挽台は折り畳み可能なので、夏など必要のないときはコンパクトに収納できるのがいいですね。
さらに応用として、この木挽台の上に板を載せたり、半円になった丸太を載せれば、テーブルとして利用できそうです。
これなら年中使えてオシャレですね。
詳しい組み立て方や寸法などの詳細は下記のサイトをご覧ください。
Sawbuck Plans [firewood-for-life.com]