アメリカやヨーロッパのガーデナーで知らない人はいないといっても過言ではないこのツール。
向こうでは「hori-hori knife(ホリホリナイフ)」と言うそうですが、ご存知ですか?
日本では「レジャーナイフ」や「山刀」という名前で販売しています。
「山刀」といった名前のとおりガーデニングよりもアウトドアでの利用が多いようです。
ですが、海外ではガーデニング用として認識されており、国内よりも大きな反響があります。
たとえば、アメリカのAmazon.comでは、現在244ものレビューがあり、そのうち星5つが215件、星4つが20件と9割以上の方が高評価をつけています。
※上記リンク先は海外サイトです。国内サイトはこちらへ。
支持されているコメントを一部抜粋してみると、
私が持っているベストガーデンツール
私のガーデニング仲間に1つづつ配ってあげたいよ。
外で植物を手入れしたり雑草を取ったりするとき、いつもは剪定ばさみやショベル、スペード(土掘り用ショベル)を持っていかなければならなかったけど、「hori-hori knife」があればこれひとつで大丈夫だよ。
ステンレス製で湾曲した形状は、石垣の間にある雑草をコジ切ったり、土や砂利を掘ったりすることができるんだ。
先端のギザギザは鉢植えの中で育ちすぎた根を刈るのに最適だね。
また、中央に書かれたメモリのおかげで苗や球根を植えるのに役立つよ。
ファンタスティックツール
このツールはあらゆる種類の植物や球根、雑草を掘るための機能を備えています。
そして、シンプルなデザインの中にエレガントさがあります。
ホントこのツールは多くのガーデナーにオススメです。
ガーデニングで必要な作業がこの道具ひとつでまかなえる多機能さが受けているみたいです。
通販番組のようなレビューからも、このツールの素晴しさが伺えますね。
もともと海外で人気に火が付いたのは、2004年5月16日公開のNew York Times紙で紹介されたのが発端のようです。
「hori-hori knife」の「ホリホリ」は日本語の擬音「堀り掘り」からきているそうです。
製作されているメーカーによれば、
昔のマタギが竹を使って作った道具であり、湾曲した刃の形状はその竹の丸みを活かした自然素材の形態とのこと。
だから日本では「山刀」なんですね。
ガーデニングツールとして素晴らしいだけでなく、Made In Japan(メイドインジャパン)の道具が海外でも絶賛されているなんて、とても誇らしいですね。