イギリスの盆栽愛好家が手掛けたビルボバギンズのホビットハウス
イギリスはMaidenheadを拠点に活躍するアーティストで盆栽愛好家のChris Guise氏。彼は本職の機械エンジニアで培った技術と盆栽を使って、ロード・オブ・ザ・リングに登場するビルボバギンズのホビットハウスを作成しました。
細部にまでこだわって作られたホビットハウスはまさにリアルそのもの。
作り方まで掲載されているので、ホビットハウスをDIYしたい方にとってとても参考になります。
DIYの手順
ホビットが住みそうな家を設計し、その家に似合う木を用意します。
排水用の穴とそこに土が落ちないようメッシュを敷いた土台に、木を配置していきます。
木から家となる部分にかけて鉢植え用の土を盛っていき、ピートと呼ばれる泥炭粘土で外壁を作っていきます。
レンガの間口
レンガの間口作りにはプラスチックのメッシュを用意し、そこにモルタル(コンクリート)でレンガを配置していきます。
モルタルを使用することでメッシュ部分は隠せますし、よりリアル感を出すことができますね。
出来上がった間口を本体に配置し、モス(苔)を自然な感じになるよう全体に植えていきます。
細部の作り込み
ドアも間口に合わせて作り込んでいます。
ここまででもなかなかの作業ですが、ここからさらにどのように作り込むかによって完成したときのリアル感が変わってきそうですね。
柵はある程度大きさの揃った木に、アルミのワイヤーを巻きつけて作っています。
完成
盆栽の木の大きさと、葉の大きさがホビットハウスと上手くなじんで本当に大木の横に作られている感じがします。
拡大して見てみても、レンガと苔の雰囲気や石畳のリアルさは作りこんだ証です。
雪が降り積もってもそのリアルさは失われていませんね。
Bag End Bonsai Trayscape [flickr.com]
A Bonsai Version of the Baggins Hobbit Home [twistedsifter.com]