金属製の壁に取付けられるウォールプランター
オシャレなイケア製品を使ったオシャレなウォールプランターをDIYする方法をご紹介します。
今回のDIYで大事なのは、全体の重量を軽くすること。
製品の裏面に取付けられた磁石で冷蔵庫といった金属製の壁面に貼り付けるので、完成品の重量が重くなるとズレ落ちたり、最悪の場合落下してしまう可能性があります。
そこで、使用する植物も屋内ガーデニングに最適なエアプランツを利用します。
エアプランツとは(ご存知の方は読み飛ばしてください)
エアプランツとは、熱帯アメリカで広く分布しているパイナップル科チランジア属の植物で「アナナス」の仲間といわれています。
ほとんどが木や岩にくっついているため、土からの養分を必要としません。また、葉から空気中の水分を吸収して生育するため、「エアプランツ(air plants)」と呼ばれています。
今回はこのエアプランツを利用するので、重たくなる原因の土が入りません。
DIYに必要な材料
今回のウォールプランターのDIYに必要な材料は、
- IKEAのGRUNDTAL
- エアプランツ
- モス(苔)
- 小石
- Dremel(ドレメル)
などの電動ルーター - 油性ペン
- 接着剤
- ペイントスプレー
- マスキングテープ
上記の「ペイントスプレー」はGRUNDTALの本体底面に白い塗料を塗る際に使用するため、お好みで省略することができます。
DIY作業
GRUNDTALの本体底面に白い塗料を塗る場合は、まず塗りたくない場所にマスキングテープを貼ります。
そのあとでペイントスプレーを薄く塗っては乾かすを数回繰り返します。
塗料が乾いたらマスキングテープを取ります。
本体の塗料を乾かしている間にGRUNDTALのフタからアクリルガラスを取り外します。
アクリルガラスに油性ペンでスライスする場所を下書きします。(数か所の丸い穴にするなど、あなた好みの形状を試してください)
下書きに沿ってドレメルでアクリルガラスをスライスしていきます。
削ったままのフチはギザギザが残っているので手を切らないようドレメルでフチのカドを滑らかにします。
ここでの注意点は、アクリルガラスは再度フタに取付けるので、スポッと抜け落ちないような形状に加工します。
また、アクリルガラスに空ける穴が小さすぎるとエアプランツが呼吸できないので、小さすぎず大きすぎず適度な大きさにしましょう。
アクリルガラスの加工が済んだら接着剤を使ってアクリルガラスとフタを取付けます。
次にGRUNDTAL本体のフチにマスキングテープを貼りつけます。
このように本体のフチをマスキングテープで分厚くすると、フタを取付けた際に外れにくくなり、中に入れた小石やエアプランツが飛び散るのを防ぎます。
さらに接着剤で本体とフタを固定すれば、なお良いでしょう。
ただし、接着剤で固定するとフタが外れなくなるので、アクリルガラスに加工した穴からでしか出し入れできなくなるので注意してください。
最後に小石とエアプランツ、モス(苔)を入れれば完成です。
もし、アクリルガラスを加工したくない場合は、テラリウムとして利用することも可能です。
ただし、エアプランツは密閉空間ではうまく育たないので、モス(苔)やサボテンといった多肉植物を使います。
繰り返しになりますが、土を使うテラリウムでは完成品の重量にご注意ください。
いかがでしたか
オシャレなデザインのイケア製品だから、ちょっと手を加えるだけでオリジナルの素敵なガーデニングアイテムができあがります。
気分に合わせて玄関ドアや冷蔵庫などに貼り付けられるのがいいですね。
DIY Wall Garden Favors [ruffledblog.com]