魅せるひと工夫!新鮮なハーブを美しく長持ちさせる5つの方法

Edible bouquet 1

「見せる(魅せる)」保存で一石二鳥

料理に使おうとプランターから収穫したハーブ。思ったよりも取り過ぎてしまい、「また次の料理に残しておこう」そんなときはみなさんどうしていますか?

ジップロックなどの密閉袋に入れて保存するのが一般的だと思いますが、せっかく採れたての新鮮で美しいハーブを見えないように保存するなんてもったいない!

美しく綺麗に長持ちさせる5つの方法をご紹介します。

1.水に挿す

August 3rd 2011

一番簡単な方法がこれですよね。花瓶や空いたガラス瓶に水を入れて挿す方法。

2~3日程度という短い期間で使うなら水に挿しておくことでハーブのみずみずしさを長く保つことができます。

そしてテーブルやキッチンに置いておくだけで、お部屋が華やいでいきいきとした雰囲気になります。

ポイントは、水の中に茎を入れた状態でもう一度茎をハサミで切る「水切り」をすること。ハーブが水をよく吸収して元気になります。

そしてさらに長持ちさせたい場合は、水の入った瓶にハーブを挿した状態で5~10℃の低温で保存する。これなら常温より長持ちします。

多くのハーブはこの低温保存で長持ちしますが、例外もあります。

それは、バジル。

バジルは熱帯地方原産のハーブのため低温での保存には向いていません。

バジルは冷蔵庫に入れず、毎日ビンの水を替えるようにしましょう。

2.束ねる

BBQ-bouquet_secure

幹の部分をまとめてヒモで結び、ブーケ(花束)のようにします。

この時、湿ったキッチンペーパーやタオルで切り口の部分を包み、湿らせておくことでハーブの乾燥を遅らせることができます。

ラベンダーやハマナスなど色鮮やかなハーブを束ね、オシャレなタオルで包めば素敵なブーケとして飾ることができます。

この保存方法はあまりハーブの鮮度が長持ちしないので、大事なお客様をおもてなしする時のインテリア兼調理食材として利用するのが良いと思います。

3.凍らす

ハーブアイスキューブ

ドリンクの使用にほぼ限定されてしまいますが、アイスキューブ(氷)にするのもハーブの保存方法のひとつ。

色とりどりのハーブが入った透明の氷をアイスティーやミネラルウォーターに添えるだけでちょっとオシャレなドリンクに仕上がります。

作り方などの詳細は前回ご紹介したこちらの記事[これならカンタン!たった3Stepでできるオシャレなハーブのアイスキューブ]をご覧ください。

4.塩漬け

2010/28/08

ハーブの塩漬けはあまり馴染みがないかもしれませんが、バジルやシソといった乾燥に不向きなハーブを保存するのに適しています。バジルやシソは乾燥するとハーブ本来の香りが薄まってしまいますから、その香りを長持ちさせるための保存方法とも言えます。

ハーブを使う時には塩漬けされたビンから取り出し、水にサッとくぐらせる塩抜きをすれば普段通り料理に使うことができます。

5.乾燥させる

Drying herbs

ドライハーブはハーブをもっとも長持ちさせることができ、なおかつ利用方法がたくさんある保存方法です。

乾燥させている過程もオシャレに見せることができますし、ガラスのビンに保存しているのも絵になります。

利用方法も、ポプリ、リース作りなどのクラフト、ハーブティ、調味料として、などなどたくさんあります。

いかがでしたか?

ハーブはいろいろと「使う」ために収穫しますが、その使う「過程」をオシャレに演出すれば、とても気分を上げてくれる存在になります。

すこし手間はかかりますが、どれも楽しい作業として充実感を得たり、自分の暮らしに役立てたりすることができますね。